- 羽豆神社
南知多町師崎地区の氏神として信仰される、知多半島最先端の羽豆岬にある神社。
祭神は「建稲種命」。
およそ7世紀後半頃に創建され、正平10年(西暦1355年頃)に熱田大宮司千秋氏により造営されたといわれる社殿は、以後何度かにわたり改築されてきました。
現存する最古の棟札は永享6年(西暦1434年)のもので、 現在の社殿は江戸時代前期に建て替えられたものです。
愛知県指定文化財の『紺紙金字妙法蓮華経』および『心阿弥陀経計9巻』をはじめ、多数の文化財が残されています。
羽豆神社の社叢
国指定天然記念物
ウバメガシを主とし、イブキ、トベラ、モチノキ等の暖地性常緑樹林及び海岸性植物からなり、内陸部の植物景観とその趣を異にしています。
全域に繁茂するウバメガシは、海風を受け根や幹をたわめ、枝が交差することでトンネル状となり、自然の作り上げる珍しい景観は「ロマンスロード」の名で親しまています。