投句箱17音の小箱
haiku2021

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2021年投句優秀賞発表

応募総数345句

【選者評】南知多の海と空と業が各々の17音に美しく様々に読まれていました。
優れた一句の世界は人の五感を震わせます。
南知多町にはまだまだ歴史や文化があります。この大会が読者への喚起となれば幸いです。

一般の部 入賞作品(十二句)

大会賞 南知多十七音の小箱賞
漁網干す日間賀の島の月見草/岐阜県土岐市・三輪 洋路
大会賞 柴田鏡子先生の総評

漁の生業を象徴する「漁網干す」という五文字は、欠く事の出来ない日常の作業であるが喜怒哀楽の全てを語り作業の奥深さを示唆している。季語「月見草」に依り哀感と詩情が深まった。

南知多町観光協会長賞
潮騒も宿のもてなし寒平目/名古屋市守山区・黒部 祐子
南知多町長賞
初音せり日間賀の厚き防風林/名古屋市昭和区・伊藤 紫都子
中日新聞社賞
梅雨冷の逆巻く波や羽豆岬/豊明市・松村 光代
知多半島観光圏協議会賞
干蛸の匂ひ漂ふ日間賀島/名古屋市名東区・芳谷 優斗
名鉄海上観光船賞
春涛に問ひたき神話つぶて浦/南知多町・角 敦美
天賞
明易の日間賀に船の帰り来る/岐阜県土岐市・梶間 淳子
地賞
岩屋寺の手水舎に浮く濃紫陽花/愛知郡東郷町・小林 かよ子
人賞
篠島をまるごと包む浜昼顔/神奈川県平塚市・堀 八重子
柴田鏡子賞
潮騒の不思議を見つめ羽豆岬/名古屋市天白区・海老原 元美
師崎の海を焦がすやどんどの火/名古屋市緑区・松永 房子
篠島に夕陽待ちをり夏帽子/名古屋市瑞穂区・江副 京子

学生の部 入賞作品(三句)

南知多町教育長賞
暑き日の感謝を込めた島太鼓/南知多町・鈴木 麻衣乃
柴田鏡子賞
南知多ぶらんここいでとびだすぞ/岐阜県可児市・森高 彩羽
潮風にふかれておどる干だこかな/東海市・田中 大智

一般の部 入選作品(二十句)

入選
岬鼻へ漁船の帰港花海桐/尾張旭市・小野 薫
大師像までは一丁蓬の芽/名古屋市昭和区・鈴木 圭子
伊勢湾を引き裂き進む梅雨の航/名古屋市緑区・小澤 昭之
秋天や呼べば来さうな沖の島/一宮市・佐藤 美恵子
銀輪の親子楽しむ夏日間賀/名古屋市千種区・栄馬 啓子
ぷりぷりの飯蛸皿に盛られけり/岐阜県土岐市・三輪 洋路
思ひ出を母くり返す鯛祭/名古屋市東区・伊藤 弘子
南知多の雛芥子畑海の青/名古屋市守山区・松本 八千代
黒南風や船が船曳く日間賀島/阿久比町・古川 千鶴
日間賀島箸に危ふき河豚白子/名古屋市昭和区・伊藤 紫都子
蛸壺に屋号くっきり島の春/春日井市・前田 明徳
民宿の島の坂道春うらら/豊明市・柴田 美登里
ふぐたこしらす群青の知多の海/尾張旭市・小野 薫
岩屋寺の屋根のなめらか春の海/名古屋市西区・田中 豊子
夕凪や巾三尺の島の路地/岡崎市・寺尾 当卯
酌む酒に蝦蛄のよろひをはがしけり/みよし市・原田 涬
春の雲並べて碧き知多の海/一宮市・原 美津子
手秤の嫗商ふ白子干/岡崎市・柴田 敏子
満潮の沖ふくらめり和布刈舟/刈谷市・中斎 ゆうこ
海苔舟の発ちて晴れゆく日間賀沖/岐阜県土岐市・近藤 周三

中学生以下の部 入選作品(十句)

入選
炎昼の漁船の旗に鳶とまり/尾張旭市・恩田 楓真
日間賀島海がきれいで鏡みたい/名古屋市港区・鷺谷 山杜
磯波の白きに南風吹きにけり/名古屋市名東区・山城 蒼太
潮風にたこたこ上がれ日間賀島/岐阜県中津川市・中島 悠太
冬になり風が強いな日間賀島/静岡県掛川市・堀 日向葵
春風に高速船でタコおいし/額田郡幸田町・山本 亮太
門くぐりふと前見れば光る多幸/南知多町・新美 沙矢
春近し日間賀島味海の味/名古屋市南区・内山 愛梨
木下闇君と感ずる波の音/南知多町・大西 航平
吉日の海鮮料理と冬の海/南知多町・阿部 有規

気軽に俳句を詠んでみませんか?
あなたの一句、お待ちしています。

南知多の思い出を俳句にして「投句箱」または下の投句用紙を「郵送」にて受付いたします。

選者

選者/柴田鏡子

昭和11年生まれ。
昭和60年伊藤敬子氏に師事、昭和61年俳人協会会員・令和三年評議、平成12年より中日文化センター講師「英語でHAIKU」、令和2年よりNHK文化センター「俳句を楽しく」講師、昭和45年より青少年国際交流ボランティアリーダー、句集「薔薇園」「惜春」賞 笹賞他

応募要項

  • ●有季定形
  • ●入賞者は新聞上、HPにて発表します。
  • ●季節は問いません。
  • ●入賞者の方には賞状と賞品を発送させていただきます。
  • ●応募締め切り2022年6月末日
  • ●「投句箱」は町内4ヶ所にあります